青春

 あいちゃんあやちゃんチャド君と高円寺の中華屋さんで紹興酒3本にビールもたくさん。その後岡田君が合流して馬橋公園で明け方まで飲んだ(私はほとんど寝ていたが)。私はめずらしくグロッキーで、何度も便所で吐いてチャド君に膝枕をしてもらい「仰向けじゃあゲロ詰まらせて死んじゃう」と言われ、横向きになってチャド君いわく「まみさん4時間寝てましたよー」とのこと。
 公園でダラ飲みなんて、なんだか学生みたいで青春だなぁと、気持ち悪さと眠気で朦朧としながらも思っていた。
 23歳の岡田君の家賃と28歳のチャド君の給料が同じだったのでチャド君は岡田君に敵対心を燃やしていた。よっぽど、岡田君の家賃が衝撃だったんだな。
 蛙が好きで、蛙のピアスをいつもしているんだけど、酔っ払ってるときに蛙を見つけるとついつい虐待してしまう。ごめんな蛙。
 タクシーで家に帰って牛越君が眠るベッドにもぐりこんだら、牛越君が疲れているときに発する腋のニオイにホッとしてそのまま眠ってしまった。
 目が覚めたらウンコもらしてた。寝糞なんて何年ぶりだろう。
 生理も終わりかけてたが、多い日の夜用ナプキンをしていて正解だった。