2009-01-01から1年間の記事一覧

ステッドラー

高校生のとき、デッサンしたり絵を書く人はユニ派かステッドラー派に分かれていたのけれど、ステッドラー派はどちらかといえば少数派で、絵を書く人全体の4分の1くらいだった。ステッドラーを使ってた人は、今思うと、若さゆえの自意識過剰が人一倍強いキ…

青いボタン

コートのボタンが気に食わなかったので吉祥寺のユザワヤにいってフランス製の青いボタンを買ってつけかえた。1時間悩んだ。ボタン一個600円もした。ユザワヤでついでにクロッキー帳と水彩紙のスケッチブックとえんぴつ8本買った。えんぴつ買ったの高校…

ラーメンガール

こんばんわ。 松井良彦と長谷川和彦がごっちゃになってた樋渡です。「追悼のざわめき」と「青春の殺人者」ぜんぜん違うのにね。作者が逆になってた。この2本をみたのってたしか高校3年生のときだから、10数年のあいだにどっちがどうでもよくなってしまっ…

連絡

昨晩忘年会がありまして、私、幹事に任命されてしまったので幹事をやってたのですが、出かける前よりも、お金が増えてた。先に帰った人から預かったお金を着服し、自分のぶんはドサクサ紛れに払わなかったらしい。おぼえてない。ははは。なんとなく、春ちゃ…

ポトル

イルミネーションが不愉快な季節になりました。LEDは眼圧が上がるような不快感があるので非常に不愉快。 それにしてもあらゆるものは終わるとどうして決めてかかってるのかよくわかるようなよくわからないような。寒い。今年の夏に買った急須が割れたので吉…

日日日常

こども店長と大橋のぞみちゃんのギャラは、親が全部パチンコですってしまったらいいのになぁなんて、他人のことはおもしろおかしく言ってられますが、自分のことはまるでわからない。わからないことを受け容れることは本当に難しいなぁという日々。悲劇か喜…

泣き濡れた春の女よ

清水宏特集に行くつもりが行ってない。べつにそんなに好きでもない気がしてきてしまった。「蜂の巣の子供たち」は現代じゃ考えられない過酷な状況を表すたった一つの台詞に悶絶しただけだったし(子役に本物の戦争孤児を使ってて、ラスト、その人数の多さにも…

福嗣

先月号のVOCEをぺらぺらめくってたら、落合福嗣君が「大学生・コラムニスト」という肩書きでインタビューを受けてる記事を発見。福嗣君、いじめに遭って不登校になったりしてたそうな。福嗣君までもか、と、笑ってしまった。しかしいじめられてたとか不登校…

通りすがり

伊勢丹メンズ館のフレデリック・マルで「アンパッサン(通りすがり)」を買った。ユーロ高が最大のときにがつんと値上げして以来値下げしていないから高かった。値下げする気ないらしい。やるな。日本じゃ買う人あんましいなそうだもんな。50mlで1680…

西友

荻窪の西友がついに24時間営業になった。うれしい。 「コーヒーがおいしい季節になりましたね」と言われてうなずけなくて困った。なんて難しいことをいう人なんだ。 耳がこの二日間ずっと気圧の変化で起こる耳管狭窄症みたいなかんじで何度つばのみこんだ…

マラドーナ

美容院で雑誌を読んでたら、正月映画特集をやっていて正月映画のひとつにマラドーナのドキュメンタリーがあった。タイトルは「マラドーナ」。マラドーナのドキュメンタリーなんて作っても(見ても?)しょーがないじゃん、なんて思ったけど監督がクストリッツ…

森の王

ボクシングの世界チャンピオンって、金枝篇に出てくる森の王みたいなとこあるからドキドキさせられるのかな。金枝篇大好き。 こないだ「アンヴィル」みにいった。ダメダメな男に愛を注ぐ映画って昔からたくさんあるが、これはシンプルにステレオタイプなその…

ダイアログ

好きだったタルコフスキーも忘れたけど好きじゃなかったキェシロフスキも忘れた(まだスキで韻をふんでる)。キェシロフスキ、たしか私の高校の卒業式前日に死んで、すぐにポーランドのテレビドラマ「デカローグ」全話が文芸座でオールナイトでやるってことで…

ダメに生きる。

昔、北海道で酔ったディレクターのY氏に「樋渡さんて世間一般に言えば本当に最低だし、人間的に確実に欠陥があるんだからもっと自覚してダメに生きなきゃだめだよ。いい人じゃないんだから、無理にいい人ぶらないでちゃんとダメに生きろよ」と、叱咤激励され…

石狩挽歌

高円寺の飲んだくれで知らない人はいないであろう石狩亭が焼けちゃった。死者が4人も出たとは。明け方まで飲んでいい加減店を追い出された私を受け入れてくれるのは石狩亭だけだった(たんに10時までやってただけだが)。通勤の人々の流れに逆らって飲みに…

だめの集大成

ち〜んちん、ちんこはソーセージ〜、ち〜んちん、ハムじゃない〜 だったと思うんだけどさっきセブンに行く途中の夜道にてふと気が付くと大声で歌ってて、なんか、生きてるのが嫌になってきた。そんなんばっかだな。 なにやってんだろな〜この1年。なんて振…

動くな、死ね、甦れ。

こないだあいちゃんと渋谷にシカラムータのライブにいったとき、ユーロスペースの前を通ったらカネフスキーの「動くな、死ね、甦れ!」のポスターが目に入ってなつかしいな〜高校生のときにみたな〜たしか面白かったな〜なんて思ったのだけど、映画の内容を…

戦中派不戦日記

山田風太郎の忍法ものを立て続けに読んでたら、「戦中派不戦日記」も昭和40年代に書かれた創作だな、と思えてきて愉快な気持ちになった。戦中の文体が文語なのとか笑える。当分小説は山田風太郎だけでいいや。

強姦とか

ネットでニュースを見てると、毎日強姦事件が起きてる。連続強姦魔など、過去に事故で頭を強く打ったことがあるだとか、脳障害があることが多いなどと聞くけど、明らかに自分よりも弱い相手を対象に、性欲と残虐性が結びついてとんでもないことやらかすのは…

卑し

のりピーが、音楽療法士うんぬんとかなんとかなむ〜・・(またテレビかい)。音楽療法なぞできるものなのかしら。私、音楽に癒されたことなど一度もない。音楽で人を癒そうなんて発想がまず気持ち悪くて嫌だわ。そもそも人の創造するものに癒されるなんて、私…

皮肉テレビ

ここのところテレビをよく見てる。テレビの話題ばかりじゃねえか。基本的にはニュースとサスペンスしか見ないんだけど。テレビって中毒性が高いから気をつけよう。捨てようかな。 テレビを見てたら市橋達也の両親の会見に「客観的すぎる」とか「冷静すぎる」…

おしっこ

こないだテレビで坂上忍が母親に「この子、5年生までおねしょしてたんですよ」と暴露され、超恥ずかしがってた。私、23歳のとき、サエコの実家に泊まっておねしょした。サエコ大ウケ。翌日サエコさん、「マミコうち泊まって寝小便しやがったー」って興奮…

男子ごはん

日曜昼のテレ東の人気番組「男子ごはん」。ちょっと前だったら国分太一と小林ケンタロウくらいの年齢の人がやる料理番組のタイトルに「男子」はありえなかった。どうでもいいけどタイトルの「男子ごはん」をきくたびに、「談志ごはん」という文字が浮かび、…

全身小説家

34歳結婚詐欺女のことをテレビのコメンテーターは虚実交錯の妄想の中で生きる女、なんて小馬鹿にしながら言ってたけどそれって私と一緒だなぁ〜とおもった。 「全身小説家」の井上光晴みたいになれたらいいな、なんてちょっとおもった。

耳毛先生

「おふくろさん」 作詞家の耳毛先生こと川内康範さんが亡くなってすぐに、森進一が耳毛先生の家族と和解したとかなんとかで、また「おふくろさん」を歌うことになったなんて会見やってて、耳毛先生が言ってたように、森進一ってものすごく不誠実なイヤな奴な…

外は、

「樋渡さんの映画って橋本治の小説みたいだね」と数年前に言い放った人に、松岡正剛プロデュースの本屋が期間限定でできたらしいよ、と言ったら、行く気しねーって話で盛り上がった。松岡正剛の本を面白いと思ってしまったことが癪ではあるのだが・・『フラ…

無題

違う本も読みながらも、かなりのスローペースで「水平記」を読んでいるのだけれど、読めば読むほど松本治一郎という人はいったいなんなんだ?と思うようになってきた。松本さん、イデオロギーなどまるで無ければ(そこに転ぶことも無い)、なにより興味深いの…

ふたたび途上にて

牛越先生、便所のふたは使用後必ず閉めるのに、炊飯器のふたは八割方閉め忘れてご飯がカピカピになってる。なぜなんだああああああああああ。 34歳結婚詐欺女の報道が連日なされてますが、久々にキョーレツな女が出てきたなぁと思った。前回キョーレツと思…

ランキング

いきつけの美容院の担当に「樋渡さんて映画とかみますか?」ときかれ、「みないねぇ」と言ったら、「ぼくはけっこうみるようにしてるんですけど、さいきんだと『私の中のあなた』がすごい泣けて感動しましたよー、おすすめです」といわれた。たしかその映画…

カンガルーノート

動物園に行ってもカンガルーにしか興味を持てません。カンガルーを見ていると、白昼夢をみているような、変な気分になります。それがいいんだか悪いんだかよくわからないのだけど、下腹部のあたりがもやもやしてくるような、そんなかんじです。正直、須坂市…