卑し

のりピーが、音楽療法士うんぬんとかなんとかなむ〜・・(またテレビかい)。音楽療法なぞできるものなのかしら。私、音楽に癒されたことなど一度もない。音楽で人を癒そうなんて発想がまず気持ち悪くて嫌だわ。そもそも人の創造するものに癒されるなんて、私には到底無理な話かもしれない。人の創造したものは私の神経をかき乱すので苛立ってしかたない。かき乱されたいし苛立ちたいからそれを欲するときはあるが、たいてい私の嫌いなものばかりでげんなりする。今日、定期健診で行った婦人科の待合室での無難な演奏のサティやらショパンやらナイマン(ヒーリングミュージック的なCDなんすかね?)にブチきれそうになって、外にタバコ吸いに行った。まえにMRIだけ撮りに行った検査専門の病院でMRIのなか、ヘッドホンからエンヤが流れてあまりの不快感に胃がいたくなった。
話はかわるがナイマンといえば10代のとき、ピアノをまったく弾けない慶太郎が、突然「ピアノ・レッスン」の曲を本田んちで披露したときは驚いた。どうしてもあの曲を弾いてみたくて何ヶ月もかかってむちゃくちゃ練習したって言ってた。あのころはみなできないことなど何も無かった。私も弾こうと思えばなんでも弾いた。いまも多分無理なものなど無いはずなのに、どこかでつまんない規制してる。