2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

森の王

ボクシングの世界チャンピオンって、金枝篇に出てくる森の王みたいなとこあるからドキドキさせられるのかな。金枝篇大好き。 こないだ「アンヴィル」みにいった。ダメダメな男に愛を注ぐ映画って昔からたくさんあるが、これはシンプルにステレオタイプなその…

ダイアログ

好きだったタルコフスキーも忘れたけど好きじゃなかったキェシロフスキも忘れた(まだスキで韻をふんでる)。キェシロフスキ、たしか私の高校の卒業式前日に死んで、すぐにポーランドのテレビドラマ「デカローグ」全話が文芸座でオールナイトでやるってことで…

ダメに生きる。

昔、北海道で酔ったディレクターのY氏に「樋渡さんて世間一般に言えば本当に最低だし、人間的に確実に欠陥があるんだからもっと自覚してダメに生きなきゃだめだよ。いい人じゃないんだから、無理にいい人ぶらないでちゃんとダメに生きろよ」と、叱咤激励され…

石狩挽歌

高円寺の飲んだくれで知らない人はいないであろう石狩亭が焼けちゃった。死者が4人も出たとは。明け方まで飲んでいい加減店を追い出された私を受け入れてくれるのは石狩亭だけだった(たんに10時までやってただけだが)。通勤の人々の流れに逆らって飲みに…

だめの集大成

ち〜んちん、ちんこはソーセージ〜、ち〜んちん、ハムじゃない〜 だったと思うんだけどさっきセブンに行く途中の夜道にてふと気が付くと大声で歌ってて、なんか、生きてるのが嫌になってきた。そんなんばっかだな。 なにやってんだろな〜この1年。なんて振…

動くな、死ね、甦れ。

こないだあいちゃんと渋谷にシカラムータのライブにいったとき、ユーロスペースの前を通ったらカネフスキーの「動くな、死ね、甦れ!」のポスターが目に入ってなつかしいな〜高校生のときにみたな〜たしか面白かったな〜なんて思ったのだけど、映画の内容を…

戦中派不戦日記

山田風太郎の忍法ものを立て続けに読んでたら、「戦中派不戦日記」も昭和40年代に書かれた創作だな、と思えてきて愉快な気持ちになった。戦中の文体が文語なのとか笑える。当分小説は山田風太郎だけでいいや。

強姦とか

ネットでニュースを見てると、毎日強姦事件が起きてる。連続強姦魔など、過去に事故で頭を強く打ったことがあるだとか、脳障害があることが多いなどと聞くけど、明らかに自分よりも弱い相手を対象に、性欲と残虐性が結びついてとんでもないことやらかすのは…

卑し

のりピーが、音楽療法士うんぬんとかなんとかなむ〜・・(またテレビかい)。音楽療法なぞできるものなのかしら。私、音楽に癒されたことなど一度もない。音楽で人を癒そうなんて発想がまず気持ち悪くて嫌だわ。そもそも人の創造するものに癒されるなんて、私…

皮肉テレビ

ここのところテレビをよく見てる。テレビの話題ばかりじゃねえか。基本的にはニュースとサスペンスしか見ないんだけど。テレビって中毒性が高いから気をつけよう。捨てようかな。 テレビを見てたら市橋達也の両親の会見に「客観的すぎる」とか「冷静すぎる」…

おしっこ

こないだテレビで坂上忍が母親に「この子、5年生までおねしょしてたんですよ」と暴露され、超恥ずかしがってた。私、23歳のとき、サエコの実家に泊まっておねしょした。サエコ大ウケ。翌日サエコさん、「マミコうち泊まって寝小便しやがったー」って興奮…

男子ごはん

日曜昼のテレ東の人気番組「男子ごはん」。ちょっと前だったら国分太一と小林ケンタロウくらいの年齢の人がやる料理番組のタイトルに「男子」はありえなかった。どうでもいいけどタイトルの「男子ごはん」をきくたびに、「談志ごはん」という文字が浮かび、…

全身小説家

34歳結婚詐欺女のことをテレビのコメンテーターは虚実交錯の妄想の中で生きる女、なんて小馬鹿にしながら言ってたけどそれって私と一緒だなぁ〜とおもった。 「全身小説家」の井上光晴みたいになれたらいいな、なんてちょっとおもった。

耳毛先生

「おふくろさん」 作詞家の耳毛先生こと川内康範さんが亡くなってすぐに、森進一が耳毛先生の家族と和解したとかなんとかで、また「おふくろさん」を歌うことになったなんて会見やってて、耳毛先生が言ってたように、森進一ってものすごく不誠実なイヤな奴な…

外は、

「樋渡さんの映画って橋本治の小説みたいだね」と数年前に言い放った人に、松岡正剛プロデュースの本屋が期間限定でできたらしいよ、と言ったら、行く気しねーって話で盛り上がった。松岡正剛の本を面白いと思ってしまったことが癪ではあるのだが・・『フラ…

無題

違う本も読みながらも、かなりのスローペースで「水平記」を読んでいるのだけれど、読めば読むほど松本治一郎という人はいったいなんなんだ?と思うようになってきた。松本さん、イデオロギーなどまるで無ければ(そこに転ぶことも無い)、なにより興味深いの…