2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

望郷

ひさびさに「紅一点論」を読んだ。とくにどうということもなく、普通のことが書いてある(つまんないって意味じゃない)。 内容とは関係ないが、紅一点ときくと、アナタハン島事件や女子高生コンクリ詰め殺人、火の鳥望郷編が浮かぶ。モヤモヤムカムカする。私…

逸り

サスペンスをよく見るのだが、近頃の傾向として殺人の動機が「強姦の報復」が圧倒的に多い。被害者が報復をすることはなく、その父親か恋人か夫が報復している。殺人の動機を同情できるものにしなければならないとしたら、娘やら恋人やら妻の強姦の報復が一…

魔群の通過

中卒疑惑がいまだぬぐいきれないままですが、正直どうでもよかったり。 過日、親知らずを抜きに歯医者に行ったのですが、まだ抜いてません。「虫歯治療してから最後に抜きましょう」と言われた。さすがに中学生のときいらいの歯医者だったもんで、虫歯がたく…

魔界転生

尾崎豊の「卒業」をずっとくちずさんでて思ったんだけど、「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」じゃいつまでも卒業できないなぁと思った。「夜の校舎窓ガラス磨いてまわった」だったらちゃんと卒業できるなぁと思った。30過ぎて、自分が通ってた中学の窓ガ…

網野善彦の本を読み出したけど、教養の土台が無いもんだから読み物として難儀だもんで(論文なので調べつつ読まないといかん)、同時進行で山田風太郎先生の「忍びの卍」も読み始めた。忍法がくっだらねえ下ネタ続きでげんなり。たぶん、女の人はすごく嫌な気…

幻燈辻馬車

山田風太郎先生の「幻燈辻馬車」を読み終えてやっぱり号泣してしまった。干兵衛、そんな気はしてたけど、ほんとにそっちにいっちゃうのね・・。山田風太郎先生はギャグのセンスに優れたエンターテイナーだがたまにすごくセンチメンタルなのでそこがたまらな…

無題

自転車を西友の自転車置き場に置いて歯医者に行って戻ってくると、ギアとチェーンが外れて自転車に乗れなくなってた。すぐに警備員さんに近場の自転車屋を教えてもらい、西友5階の自転車屋に行って(従業員エレベーターで自転車ごと5階まで行ける)修理して…

連絡

「ネットなんてしてる場合じゃなーい!」と言っては焦ってますが、ここ一年以上、パソコン机の上に何かのCDの歌詞カードがずっと置いてあって。私のものではないので牛越さんのものかと思ってたら、牛越さんに「これ、なんなの?」と聞かれたので牛越さんの…

ユキオ

テレビで見かける鳩山由紀夫の目つきが日々おかしくなってきてる気がするんですけど。しかたないか。 山地悠紀夫のことが書かれた本をさっき本屋で立ち読みしてきてずごんと落ち込んでしまった。べつに目新しいことが書いてあったわけじゃないけれど。もうこ…

フライングぎみ

あんまし読書欲が無くて、ここのところ軽めの小説をちょこちょこつまみ食い程度なのだけど(めんどくさくてちゃんと読んでない)、昨日から読み始めた山田風太郎の「幻燈辻馬車」が超面白くてひさびさどっぷりはまってしまい、もう下巻も読み終えてしまう。や…

浪貝

昔みた天願大介の「無敵のハンディキャップ」のことを考えてて、ちょっと熱く語ったりもしちゃったのだけど、みたのってもう16年も前!!!いまや私は32歳!!!そりゃあ話もかわってるわ。私の映画「男のサービスエリア」を2度もみた友人が先日新年会…

親知らずダイエット

頭で考えてしまうと、カツカレーは食べられるものじゃないな。 今から親不知を抜きに行く。緊張する。親不知を全部抜いてやろうと思う。一度に全部抜けないだろうからこつこつ抜いていく。とうぶんカツカレーは食えないな。ダイエットにいいと思う。親不知ダ…

不死のワンダーランド

「人が死ねない時代」とかなんとか、90年代によく言われたものですが、近頃の森光子を見てるとまさにその時代なんだと実感させられる。森光子、死ぬタイミングを逃してしまったようにしか見えず、いまはいったい何に生かされているのだろう、もしくは中身…

うつわ

出光美術館に「麗しのうつわ」をみにいった。茶器とか壺とか皿とかの出光コレクション。出光、財閥かと思ってしまった。光琳と抱一の屏風もあった。楽茶碗もあった。やたらたくさんあったのが尾形乾山のもの。乾山の皿、料理が映えるようなものがないし、つ…

桃子

ちかごろ加藤剛と滝田栄の区別がつきません。 正月に実家に帰ったのですけど、おじさんがヤギを飼いだして「桃子」という名前をつけたそうで。桃子がかわいくてたまらないそうです。そこでおじさんに生涯ヤギを描き続けた奈良岡正夫画伯のことを話したら、気…

七面鳥

豚カツをみずから選んで食べるなんてありえないし、カレーを店で食べるなんてありえないし、正直カツカレーなんてまともな人間が食うものじゃないと長年思っていた。でも。昨秋ぐらいから高円寺の中華料理屋でよくカツカレー食ってる。想像以上にうまかった…

静かなる一頁

過日の話。平井堅の「瞳をとじて」が昨年、遅ればせながら私の頭の中から離れずにひじょうに困っていて、ふと気が付いたら平井堅の「瞳をとじて」のストーリーが大昔にみたソクーロフの「静かなる一頁」じゃんって気づいた旨を書いてみたらすげえ長かったの…

人間失格

「人間失格」が映画化されて、主演の生田斗真君が美しい予告編を見たのだけど、私にとっての人間失格の主人公のイメージに一番近いのって、NONSTYLEの背の低いほうなので違和感。人間失格の主人公が美形だと、私が好きな人間失格とは違う話になるのだとおも…