フライングぎみ

あんまし読書欲が無くて、ここのところ軽めの小説をちょこちょこつまみ食い程度なのだけど(めんどくさくてちゃんと読んでない)、昨日から読み始めた山田風太郎の「幻燈辻馬車」が超面白くてひさびさどっぷりはまってしまい、もう下巻も読み終えてしまう。やることやらずに読んでるけど、もうすぐ終わっちゃうのが寂しい。ラストは結構悲惨なんじゃないかと予感していまから泣いてる。山田風太郎の小説の中でも「幻燈辻馬車」ダントツで好きかも。つぎは「明治波濤歌」かなぁ。ぜんぶ読んだわけじゃないからこれからゆっくり全制覇する。一番好きな作家はだれ?と聞かれたら迷わず山田風太郎。幻燈辻馬車おすすめ。究極のエンターテイメントなのに、あれ?ってとこがちょろっと顔を出して、ぷぷぷって愉快になる。女の人の扱い方にはけっこう胸が痛むことが多いのだが好き。