邂逅

右耳の穴の中におできができて、痛くて眠れない。最近どこかしら常におできがあるんですけど私がおできみたいなもんだなぁと思った。
気付けばもう7月で・・・なんて気付かぬふりをしてみましたがそんなはずもなく。ずいぶん前から7月がやってくるのを日日恐れていたのでした。6月中に終えねばならぬことを、ついぞ終えることができなかった。自分のふがいなさを他人に当ててしまい後悔。人に当たるだなんて問題をすり替えてしまった。すり替えたほうがダメージがでかいことにやらかしてからいつも気付く。この思慮の浅さはいつまで続くんだろう。もう、私の力じゃどうにもならんわ。力なく、面白くないものつくったという事実にうなだれているとこ。とはいえ面白いもの作ったなんて思えたことかつて一度もないけど。ただ、手ごたえというか、なんとなく、なんつーか、ひょっとしたらいけるんじゃないかって、不安でいっぱいの中、淡い期待を心の片隅に持てたときは、割と反応良かったりするんだけど、今回は自分がやったことに対して手ごたえがまったく無い。たぶん誰がみてもつまらんよ。いや、万が一おもしろいと言う人がいたとしても、私が面白いと言って欲しい人はひとりも言わないと確信した。その人たちに恥ずかしくて見せられないと思った。それは私自身が精一杯やり遂げていないということか。ガクッ
そんなもの捨てるしかないわなーと、しょんぼり西友に行ったら野菜売り場にK君がいたのでびっくりして隠れてしまった。昨晩牛越君が「見かけたわけじゃないけどK君が荻窪に引っ越してきたような気がする。引っ越してきたか知ってる?」と意味不明なことを言った翌日の7年ぶりのK君との邂逅。もちろん私はK君の近況など知る由もなく、牛越君も己の思いつきなだけの発言だった。7年前はたしかK君世田谷区民だったはず。しかし西友の野菜売り場で買い物してたってことは、荻窪に住んでるのかな。しかしもともとたいして親しいわけでもなかったので、ここのところ猛烈な人見知りの私は動揺して声もかけず野菜も買わずに一目散に帰ったのでした。