スラム砦の伝説

パラジャーノフの「スラム砦の伝説」という映画の中で、ロングショットの野っ原で、羊の群れを兵士の群れが匍匐前進で追い詰めるという『戦闘のイメージ』というシーンがあって、そのシーンが面白くて昔から大好きでなんども見たのだけど・・・
昨晩、5分でわかる名作文学、という番組がやってて、「ドン・キホーテ」を紹介していた。イカレチンポなドン・キホーテは羊を敵と勘違いして戦ってしまったそうな。ドン・キホーテを読もうなんて一度も思ったことなかったからまったく知らなかったのだけど、「スラム砦の伝説」の、私が大好きなあのシーンって、ドン・キホーテが元ネタだったんだとはじめて知った。教養なく映画を見ていた自分にがっかりした。