サーカスの息子

今日、大好きなTマスターと、久々にフリマ。しかも勝どき。
27000円も儲かった。
好みが完全に変わってしまって、マリメッコのバッグやらリバティの服やら、視界に入れたくなくて衝動的に捨ててしまいそうだったものを売って、お金になったのでラッキーだった。いらないものを売って、心が軽くなった。いらないものは、やっぱりいらないと、つくづく思った。

最近読んだ本、レイモンドカーヴァーの「足元に流れる深い川」と「でぶ」がおもろかった。足元・・は、まさに黒の舟歌。最高。あと、ジョンアーヴィングの「サーカスの息子」、楽しかった。楽しい本が読みたいと思って、久々に映画化されるボリスヴィアン読んでも、ぜんぜん楽しくない。青春小説が、ぜんぜん面白くない!!20年くらい前はオもろかったのにな!!サーカスの息子おもろかったから、熊を放つ読んでみたけど、ぜんぜんおもしろくない!!!!
青春小説は、青春時代によむもんなんだとおもった。
私はもう青春じゃないんだなあ〜
でぶ、どうしてもデブ差別してしまう私には、なかなかこたえた。

ミレニアム

ついに明日、下の階のS君が引っ越す。彼女と暮らすそうだ。
さみしいなー。もう二度と会うことはないんじゃないだろうか。
S君同居人のMちゃんはひとりでしばらくいるらしい。Mちゃんが最近伊勢谷友介にみえる。伊勢谷友介が最近クリス松村にみえるけど、Mちゃんはクリス松村には見えない。

ところで、先日あいちゃんちにいって教えてもらった「ミレニアム」三部作、嵌った。ドキドキしながらジョイスの「ダブリナーズ」を読もうと先週の日曜に買っておいたのに、ミレニアム全6巻読まないことには他に何も読む気にならない。1の「ドラゴンタトゥーの女」を読み終えて、今2の「火と戯れる女」を読み始めたところなんだけど、止まらない。やることいっぱいあるから、いつもどおり風呂でしか読まないようにしてるんだけど、そうすると、寝る時間削って風呂に3時間も入ってしまったりして、少し痩せた。読後に何か残るとかそういうのは全く無いけど本当に楽しい。読み直すとかそういうのも絶対ない本だけど、本当に楽しい。
どうでもいいけどあいちゃんち行ったあと、自由ヶ丘で飲んで、自由ヶ丘のやんちゃ前を通ったらつぶれてた。
百年の孤独」に匹敵するくらいの面白くてたまらない本をいつも探してるんだけど、誰か知ってたらおしえてほしい。

草津臭かった。

毒抜きしに草津いってきました。

雪降ってました。夜は地吹雪寒かった。
草津のお湯って、とっても熱いので、長風呂好きの私には向かないと思っていたのですが、今回泊まった泉水館は草津の中でも珍しくぬる湯との口コミがあり行ってみたのですが、ちょうどよかった。しかし長風呂しすぎて手のひらの皮がボロボロ、顔を浸けたら肌荒れしました。草津で長風呂しちゃいけない理由は、酸が強すぎるからでもあるんですがね。目に入ったら痛くてたまらん。翌朝は目やにだらけ。でもね、すごく気持ちが良かったんですよ。膝の具合が良くなって、効果覿面最高でした。


泉水館の女湯。iphone4の画像だから汚い。
土曜日から行ったので、初日は人がたくさんいたけど、泉水館はもともと部屋数が少ないので、お風呂に人が殺到することもなかった。部屋は綺麗だし、旅館の方々もさらっと親切で、とてもいい旅館だった。料理も評判の宿だけど、私は貧乏なので、食事はどん兵衛食ってましたよ。朝食は食べたんですけど、品数多くておいしくて、素晴らしかった。
しかし、草津ほどメジャーな温泉地だと、客の温泉マナーがまったくないんだろうなと予測はしてたけど、ここまで酷いのかーと驚かされることがあった。とくに40〜60代は酷い。狭い脱衣所に温泉マナーのポスターが大きく貼られていたのだけど、誰一人、それを守るおばちゃんはいなかった・・。20〜30代前半くらいだと、とりあえず、でかいポスターが目に入るみたいで守っていた。
こうなったら開き直るしかないと思ったのだが、日曜以降は女は私だけだったようで、誰とも遭遇することなくのんびりできた。
無料の立ち寄り湯も気になったけど、メジャーすぎる温泉地ゆえ、嫌な気持ちになりそうで、やめといた。
大奮発の1000円!も出して、山本館という旅館のお風呂をいただいた。

私が普段泊まらなそうな高級旅館。熱いお湯だったけど、とっても気持ちよかった!ここの立ち寄りはほんとおすすめ。



草津で風呂はいって寝て本読んで・・を繰り返してすっかりすっきりして新たな気持ちでがんばろ〜なんて、呑気に帰ってきたんですけど、帰ってからまたとんでもないことがあって、本当に人間て計り知れないほど恐ろしい・・という緊張で咽喉が渇いて水分ばっかりとりまくっていたら(多分、水とお茶を5時間くらいで5リットルくらいは飲んだ・・異常事態)、すっかり浮腫んでだるくなってしまった・・。完全に狂っている人と対峙して、その毒気にすっかりやられてしまった。とほほ。これからどうなるのか、とても不安・・。

定例

大根おろしが大好きなのだが、尋常じゃなくゲップが出て、ものすごく臭い。そして尿も絶望的に臭くなる。私だけ?????
女の憎悪って、独りでに展開していって、すっかり様変わりして、そもそもなんだったのかよくわからなくなっていく気がするんですけど、つまりそれって思考力の欠如によるものかと思った。まぁ、だからなんだってことはないんですが。
最近、人見知りが加速していて困っています。もともと人と目を合わすことはないし、そうとう酔わなきゃまったくしゃべらないので驚かれるのですが、それもよろしくないなとがんばってみても空回り。
目を合わせば怒ってるの?とか、魚の目みたいと言われ、朝浮腫んでいればモノモライが出来てると言われ、ものすごーーく、どうでもいいことが面倒くさい。小4のときに整形させられて失敗に終わったせいで、目の形がボコボコで飲みすぎで浮腫めば必ずモノモライできてると言われるのがうざくて仕方ないので、定期的に整形したくなるのだけど(したことないけど)、いま、とても整形したい。いわゆる整形ではなくて、整形痕をきれいに消せるやつ。金が無い。
「幻燈辻馬車」って、岡本喜八が映画化しようとしてたなんてはじめてしった。大大大好きな本だけに、実現されなくてよかったような微妙な安堵感が。

膝に水

しばらく左ひざの調子が悪い中(歩行も辛い)、先日非常に腹が立ってどうにもならないことがあったので、そいつに蹴りを入れまくったところ、さらに悪化してしまったようで見た目に分かるほど膝が腫れてしまった。水が溜まってるんだよ、一回やると癖になるよ〜と同僚に脅され凹む。水か・・。思えば左足には静脈瘤があるし、中2のとき、足が二倍に腫れるほどの捻挫をして「ほっときゃ治る」と母親に言われ医者にも行かずほっといたら治ったは治ったけれど、21歳くらいまで痛くてびっこだったし、私の左足って受難が多い。かわいそうだ。もっと大事にしてあげよう。
帰り道、プリングルスのパクリみたいな西友のポテトチップスを食べながら歩いていたら止められなくなって怖くなったので、下の階の死後君ちの郵便受けに食べかけを入れといたら食べてくれた。優しい。来年の春にはご近所づきあいもなくなるのかーと思うととても寂しい。そういや去年の今頃Aちゃんの利尻みやげの昆布で鍋したっけか。死後君が前日に大量におろした大根おろしを持ってきて、顰蹙をかっていた。あんときAちゃんロケしてた冬のカナリヤたちが公開されてるからみにいきたいけど、あんまりひとりで行きたくない映画だなあ。。
あ、今日、オヤジの命日。

憎悪

立て続けに憎悪の対象になってしまい、疲れて果ててしまった。
疲れたけれど、誰からのフォローもなく(フォローする価値も無いのだろう)、死にたくなった。やはり、私に原因があるのだろう。私の身に覚えの無いことでもっての憎悪や、私のあずかり知らぬところで起きた出来事による憎悪で、私が原因とは思えないのだけれど、そこまで他人の情熱的とまでいえるほどの憎悪を募らすとは、たいした才能だと、自分自身感心してしまう。なんだかんだ、ひとより脆弱な存在なのかもしれない。しかし、ついてないなとも思う。
まあ、だからといって、死ぬわけでもないのかな。あと一回くらい、あからさまな憎悪の対象になったら、それは致命傷になるかも。単純に、日に二箱のたばこと、強い酒の飲みすぎで弱りきった心臓が止まるんじゃないだろうか。
どっか行こう。

夜の果てへの旅

朝から薄汚い女から薄汚いメールが届き、イライラ。
返信はせずに「お前とお前の子供に夫、薄汚いお前に係わる奴はすべて死ね」という念だけ本気で送ったので、すっかり疲れきってしまい、朝から無駄な体力を使ったことを非常に後悔。
そして、10年以上前だったか撮影で、なんの設定でそんな台詞を作ったのだかまったく思い出せないのだが(間違いなく私が作った台詞なのだけど)、渋谷のモアイ像の前で倉重先生に「ブスとかデブとかババアだったら無視すりゃあいいだけ」って台詞を吐きすててもらったのを突然思い出す。
倉重先生元気かなー。
セリーヌ全集を持っているのだが、年齢のせいかハードカバーはとっても重くて持てなくなったというか、読む気がしないので、文庫で「夜の果てへの旅」を買いなおした。「なしくずしの死」のほうが、私っぽいとよく言われるが、あまりに私っぽいので気が滅入るので、とりあえず「夜の果てへの旅」を読み始めた。ああ・・やっぱし、セリーヌはほっとするね・・。