孤独死

 叔母さんの養母が末期がんでもう何も食べることができなくなり、このまま医者も呼ばず病院も行かず食べないまま、モルヒネだけ打って自宅で死にたいと言ったので、そうしてやりたかったそうだけど、それは現在の日本の法的には「ネグレクト」になってしまうんですって。なので病院でほんのり延命して死にました。
 各都道府県に治外法権の姥捨て山的場所でも作ったらいいんじゃないの?馬鹿らしい話だなぁと思ったけど、もうちょいまともな医療機関だったらよかったのかしら。たしかに残念無念な「ネグレクト」はあるけれど、すべていっしょくただとなぁ。いろいろ錯綜してますな。
 しかしまぁ、テレビを見てるとよく「孤独死」とかありますけど、なんで孤独ってのをあおって悲劇的な色をつけるんでしょうか。1人暮らしだったら、1人で死んでて当たり前じゃないの?と思ってしまいますけど。親きょうだい、夫婦、子であれ、人は必ずお別れするもんなのだから、1人で死ぬのは当然じゃないの?なんてね、また非情な人と言われそうですけど。
 近頃煙草やめないの?ときかれると、「お母さんがやめるなっていうから」がブーム。
 なんだか悲しい気分なので哲学と文学に没頭して不幸な人気分を味わおうかと思います。どこまでなりきれるかがテーマです。猛烈な読書生活入ります。そして天才霊能者として身を立てようかとそろそろ本気で思うところ。
 そうはいいつつ彦ちゃんの落語行きたいです。