ポニョって黒澤の「夢」みたいだなぁと言ったら、ほんとだーと納得した人がいた。
漫画のナウシカって「百億の昼と千億の夜」の阿修羅みたいなもんなのかな。
新宿小田急の化粧品売り場が広くてたくさんメーカー入ってて最近お気に入りなのだけど、いちどもジル・スチュアートの店頭で商品を手にしたことがない。なぜなら店員さんは若くて華奢で色白でかわいらしいのだが(採用条件、容姿の基準が他メーカーに比べそうとう厳しいのだと思われる)、殺到している客の不細工レベルの高さといったら他メーカーの追随を許さず。ラブリー路線のブスババァでいつも混み合っている。みなゆるい体つきをしている。エグくて食指が動かず。
そんなんばっか言っててなんかやだな毎日。(お前はなんなんだとよく言われる)
東京駅地下グランなんとかの「イベリコ豚重」がうまかった。べジョータとかなんとか。豚丼なんですけどね。肉がうまかった。1000円也。ちかごろの私はかつての私の食の好みとは大きくかけ離れたものをよく食べている。なにしろ味が濃い。ちょっと前までラーメンなんてしょっぱすぎて罰ゲームだと思ってた。戦中でいえば召集逃れるために徴兵検査前に食っとくあれよ。あとは二日酔い時に食べて思いっきり吐いてすっきりするためだけのアイテムとか。そして子供のころからひとすすりで麺を食べなきゃいけないというプレッシャーを抱えて生きてきたので下手したら窒息死するかもしれないという恐怖の対象でもあった。そもそも、体内に入れて良しとする食べ物として認めていなかったのだ。それが最近食事として食べてる。いつしか自然に食べられるようになってた。塩気の摂りすぎは浮腫んで体調崩すのでかなりスリリングではある(けっこう症状が重いので腎臓が悪いんじゃないかと疑われるが、数値に異常なし)。でもおいしい。かつての私はそうとうスローフードな人間だったのだと知った。