3巻

はやりものに弱いので、1Q84の3巻、発売日にアマゾンで買ってた。発売日にテレビで発売されるってこと知ったのだけど、去年にそんな報道あったね。
村上春樹ねじまき鳥クロニクルを読んだときにまんまツインピークスだっ!って思ったのだけど、あの本書かれた直後にそういって批判した人がいたみたいね。知らなかった。ねじまき鳥クロニクルにオリジナリティはまるで感じなかったけど、なにかの影響受けるのは別にぜんぜんいいと思うので真似たといって批判する人ってよくわからない。つうかたいがいのものは模倣なわけだし。んで、1Q84も、やっぱりちょっとツインピークスっぽいんだけど、3巻、私がツインピークスで一番好きだったシーンと似たシーンがあって、悶絶した。
(ツインピークスは中学生のときいらい一度も見ていないというのをふまえてください。中学生のときは私の人生でもっとも記憶力が良かったので、鮮明におぼえている気がする)
ツインピークスで、空軍少佐のボビーのお父さんが、森でUFOにさらわれて、一週間後くらいにひょっこり帰ってくるシーン。当時、あのドラマ全体の中であのシーンが一番大好きでたまらなかった。めちゃくちゃ共感した。共感です共感。当時ツインピークスに嵌ってたって人と大人になってから話しても、あのシーンのことを覚えてる人、いない。あのシーンと1Q84の小松が会社に戻ってくるところがすごく似てる。あの感覚、好きなのですごくいいと思う。ちなみに私はデヴィッド・リンチ村上春樹もべつに好きではない。
BOB的なものの存在やら(ベタだけど)、時空間の歪み?ねじれ?から生じた存在の話はもともと好きなのでおもしろかった。