サバイバル・ロッタリー

昨日自転車で砧公園と駒沢公園に行った。一週間前は絶対安静と言われてたのだが調子に乗った。自転車のパンクを直したら遠出したくなった。去年もゴールデンウィークのあいだに自転車で世田谷美術館行ったな。そんときは横尾忠則展やってたな。今回は戦後の顔とかなんとか、写真展だったんだけど、あまり惹かれなかったから美術館には入らなかった。つつじヶ丘に住んでた10代のとき、本田と自転車で世田谷美術館ムンク展を見に行ったことがある。多重露光で心霊写真作ってたのが笑えた。その気持ちはよくわかる気がした。用賀に住んでた小学生のとき、絵が上手な子供だったので、写生会で特選とかなんとかで、世田谷美術館によく飾られたのが私の唯一の自慢。冗談みたいに頭わるかったし。しかし絵は全部お母さんに捨てられてしまった。

小学生のとき住んでいた場所へ行ったら、家はなくなってて高級そうなマンションが建っていた。通っていた小学校は建て替え中だった。お母さんといつも行っていたすし屋を見に行くの忘れた。私がいつも軒先でゲロ吐いてたすし屋。なぜゲロを吐いていたかというと、20数年前、小学校2年生のときに誘拐?されたのですけど、そのときの犯人のおじさんがずっとチンチン出して握ってたんですよね。母子家庭で育った私は成人男性のちんこをそれまで見たことがなくてあまりのグロテスクさにショックを受けたのです。んで、変な声出して白く濁ったドロッドロのオシッコを何度も何度も出していたのを見せられて(20年以上の歳月で、記憶は捏造されていると思うが)、大人の男の人の排尿というのはとても大変で、気持ちが悪いものだと思ったんですよ。しかもあんなグロテスクなものを無理やり人の口に入れようとするし。最初のうちは驚きで凝視してしまったけれど。あんな風にちんこ握って白く濁ったドロッドロのおしっこをしているであろうおじさんが握った寿司というのが気持ち悪くて耐えられなかった。無理に食べたら必ず吐いた。生ものが苦手だったわけではなく、おじさんが握るもの=ドロッドロの白く濁ったおしっこを出すちんちん、だったのでダメだったんですよねー。寿司を握るあの手に白く濁ったドロッドロのおしっこが付いてるかもしれないと思ったし。お母さんには恥ずかしくて寿司だけは勘弁してくれと言えなかった。しかしまぁ、毎度ゲロ吐くのに根気よく連れてったもんだよ。すし屋も迷惑だったろうに。
誘拐犯にされたことじたいは、心に傷が残るには幼すぎたから、たいしたことでもないんですけどね。それを話してお母さんに怒られたのがショックだったかな。